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ガーゼマスクはいずこへ?

マスクは日本人独特の文化といいますか、満員電車の国でもあり、「咳エチケット」という用語はほんとに秀逸な思いつきだと思います。外国の人には奇異に見えるだの、果ては感染症がなんとやらでマスクが売り切れたり・・・商品の種類も豊富になって、随分とカラフルに色のバリエーションが増えたり、耳に当たっても痛くないの、花粉カットだの、お化粧がつかないのと色々見かけます。


これが全部使い捨てのマスクの話なんですよね。医療現場から来た発想なのだと思いますが、すっかり主流になったのは紙製マスク。確かに、外でたくさんの物質に暴露される中で使ったものは再利用したくないーのは本音。


しかし、私はガーゼマスクが大好きです。乾燥する冬は就寝時にかけて、口を覆って寝る習慣がありました。柔らかさやガーゼの清潔な匂い、手洗い下石鹸や日に干した匂い、傷口を保護するように優しく顔を覆ってくれる感触が眠りに重要なものだったのです。喉が痛く辛い夜など、少し湿らせたり絞ったガーゼを内側に当てたりするととても気持ちが良いです。


紙マスクではゴワゴワするし、粘膜への保湿感がなくて眠れたものではありません。
ガーゼマスク、最近は売り場の隅にやられ絶滅危惧種となっていますが、まだなんとか見つかります。どうか、生産されなくなってしまうことがありませんように。